オスグッド

こんなお悩みはありませんか?
膝の曲げ伸ばしをする際に痛みを感じる
膝のお皿の下あたりに腫れのような感覚がある
スポーツ中に痛みが強くなり、運動後に落ち着くと症状が軽減する
膝のお皿の下を押すと痛みが出る
立ち膝の姿勢がうまく取れない
オスグッドについて知っておくべきこと
オスグッド病は早期対応が大切です
オスグッド病は、早期に発見できれば短期間の安静で症状の軽減が期待できます。しかし、進行した場合(安静時にも痛みが出る状態)には、施術や安静の期間が長くなる傾向があります。
早期の段階であれば、平均して1か月ほどの安静で症状の軽減が見込めますが、進行している場合には平均して2〜3か月ほどかかることもあります。無理に早く運動へ復帰しようとすると、かえって症状が悪化する可能性があるため、無理をさせないことが大切です。
オスグッド病になった際に避けるべきこと
オスグッド病と診断された場合に最も避けるべきことは、痛みを我慢して運動を続けることです。痛みを我慢しながらの運動は、症状をさらに悪化させてしまうことがあり、状態によっては手術が必要になるケースもあります。
そのため、症状を感じた際には早めの対応と、適切なケアが重要です。
症状の現れ方は?
オスグッド・シュラッター病(オスグッド病)の症状について
オスグッド病の症状には、次のようなものがあります。
膝のお皿の下あたりに痛み、赤み、熱感、腫れがある
膝の下の骨(脛骨粗面)が突き出てくる
スポーツをすると痛みがあり、休むと軽減する
スポーツを再開すると再び痛む
症状は片方の膝にのみ現れることがほとんどですが、両膝に症状が出ることもあります。
オスグッド病は、成長期の子どもに多く発症する疾患です。身長が伸びることで大腿四頭筋が過緊張したり、膝を伸ばす運動を繰り返したりすることで脛骨粗面に負荷がかかり、剥離を引き起こすことが原因です。特に、バスケットボールやサッカーなどのスポーツを活発に行う子どもに多く発症します。
その他の原因は?
オスグッド病の原因は、成長期に膝蓋腱の付着部に負荷がかかる動作を繰り返すことです。特に、ダッシュやジャンプ、方向転換などの動作を伴うスポーツを行うことで発症しやすくなります。
オスグッド病の原因となる主な要因は、次の通りです。
成長期の骨は成長板と呼ばれる領域で成長を続けており、骨の伸びる速度が筋肉の柔軟性を上回ることがあります。そのため、筋肉の付着部に引っ張られるストレスがかかりやすくなります。
骨自体も軟骨の部分が多く、骨が丈夫になりきっていません。
太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が特に大きく、特に大腿直筋が太い人に見られることが多いです。
オスグッド病の主な症状は、脛骨粗面(膝のお皿の下の骨)の腫脹、圧痛、運動時の痛みです。膝に痛みを感じ始めたら、しばらくスポーツを控えて安静に過ごすことが大切です。
オスグッドを放置するとどうなる?
オスグッド病を放置すると、次のような問題が発生する可能性があります。
痛みで膝が曲げられず、歩行が困難になる
骨が突出する
骨や軟部組織に成長異常を引き起こす
ランニングやジャンプをすると痛みがぶり返す
骨の成長を阻害する
筋肉の付着部が剥離して、手術が必要になることがある
膝そのものの変形が現れる
オスグッド病は、膝を伸ばす際に脛骨結節の成長線に過剰な負荷がかかり、剥離を引き起こすことで発症します。成長期に軟骨が骨に変わる過程で起こり、膝蓋骨(膝のお皿)の下にある「脛骨粗面」が飛び出して痛みが生じます。
オスグッド病を放置することで、症状が悪化し、日常生活やスポーツに支障をきたす可能性が高くなります。早期に適切な対処を行うことが大切です。
当院の施術方法について
手技療法
膝や太もも、股関節、足首の筋肉を緩め、柔軟性を高めることで患部への負担を軽減します。膝蓋靭帯や太ももの筋肉を優しくほぐし、ストレッチ指導を行い、再発予防に向けて筋肉の柔軟性を養います。
鍼灸療法
太ももから臀部、膝周りの筋肉を緩め、血流を改善します。特定のツボに鍼を刺すことで、痛みやコリを軽減することが期待できます。
ハイボルト療法
高電圧の電気刺激を使用した治療法で、深い筋肉や神経にアプローチします。大腿部の緊張を和らげる効果が期待できます。
テーピングやサポーター
使いすぎによって起こる痛みをケアするため、患部を固定します。
物理療法
超音波や低周波を使用した物理療法が効果を発揮します。オスグッド病は初期であれば、練習量を減らすことや安静にすることで症状が軽減することが期待できます。痛みを我慢して運動を続けると、症状が悪化し、手術が必要になる場合もあります。
当院の施術方法
当院では、手技療法を使用して筋肉を緩め、ストレッチを行い柔軟性を高めることで症状の軽減を目指しています。また、テーピングなども行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
改善していく上でのポイント
オスグッド病の原因は、成長期に膝蓋腱の付着部に負荷がかかる動作を繰り返すことです。特に、ダッシュやジャンプ、方向転換などの動作を伴うスポーツをすると、発症しやすくなります。
オスグッド病の原因となる主な要因は次の通りです:
成長期の骨は成長板と呼ばれる領域で成長を続けており、骨が伸びる速度が筋肉の柔軟性を上回ることがあります。そのため、筋肉の付着部に引っ張られるストレスがかかりやすくなります。
骨自体も軟骨の部分が多く、骨が丈夫になっていないことが影響します。
太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が特に大きい場合や、大腿直筋という筋肉が太い人もリスクが高くなります。
オスグッド病の主な症状には、脛骨粗面(膝のお皿の下の骨)の腫れ、圧痛、運動時の痛みなどがあります。膝に痛みを感じ始めた場合、しばらくスポーツを控え、安静に過ごすことが重要です。また、施術を行うことが症状の軽減に繋がります。